すでにMDMでFoltaを導入済みの端末は、Chrome・Edgeともストア版へ自動更新されます。ストア配信への移行のためにスクリプトを再実行する必要はなく、強制インストールの設定も維持されます。
まず対象製品を選ぶ
各記事に記載した検証状況を確認し、利用中の製品・版・エディションでテスト端末への配布を試してから展開してください。SKYSEAでは、まず契約者向けマニュアルまたはサポートでPS1/BATファイルを配布できるか確認します。Ver.21の公開資料だけでは、Foltaのスクリプトを配布対象にできるか判断できないためです。
WindowsとMacで導入方法が違う理由
Windows
SS1、Intune、SKYSEA、LANSCOPEでは、Foltaのsetup-mdm.ps1 をMDMからSYSTEMまたはLocalSystemで実行します。
macOS
スクリプトではなく、構成プロファイルを配布します。全製品に共通する成功条件
配布元の「完了」だけではFoltaの導入成功ではありません。次の3層をすべて確認します。- 配布元
- Windows:スクリプトまたはBATが成功し、取得できる場合は終了コードが
0 - Google Workspace:対象の組織部門またはグループに、強制インストールと拡張機能ポリシーが保存済み
- macOS:構成プロファイルが端末へインストール済み
- Windows:スクリプトまたはBATが成功し、取得できる場合は終了コードが
- ブラウザ
chrome://policyまたはedge://policyにFolta関連ポリシーがあるchrome://extensionsまたはedge://extensionsでFoltaが組織により管理されている
- Folta
- 管理画面の端末一覧に対象端末が表示される
- テスト用ポリシーの検知・警告・ブロックとログ送信を確認できる
セットアップキットの扱い
- Google WorkspaceではZIPを使わず、Folta管理画面の[セットアップ]に表示される拡張機能ID、update URL、ポリシーJSONを使う
- Folta管理画面の[セットアップ]から、対象環境用の最新キットを取得する
- 他社・他環境のキットを流用しない
- 登録トークンの有効期限は発行から90日
- 登録トークン、認証情報、実際の拡張機能IDやURLを記事・チケット・スクリーンショットへ載せない
- WindowsのMDM配布では
setup.ps1ではなくsetup-mdm.ps1を使う - Jamf Proでは
setup.shではなくfolta-mdm-mac.mobileconfigを使う
掲載していない製品・版
同じ製品名でも、クラウド版・オンプレミス版・エディションによって実行権限、複数ファイル、作業フォルダ、終了コード、再試行が異なります。 特にLANSCOPE Endpoint Manager クラウド版はオンプレミス版と仕様が異なるため、オンプレミス版の記事を流用しないでください。利用中の製品が一覧にない場合は、次を確認してから専用手順を作成します。- Windows:PS1またはBATをLocalSystem相当・64bit PowerShellで実行できるか
- macOS:必要なPreference Domainと端末別変数を構成プロファイルで配布できるか
- 配布結果と実行結果を区別できるか
- 終了コード、再試行、ログの仕様
- 1〜5台の実機パイロットで3層確認できるか
全社展開の原則
- 最初は1〜5台だけへ配布する
- 配布元・ブラウザ・Foltaの3層を確認する
- 失敗時のログと復旧手順を確認する
- 小グループ、部署単位、全社の順に広げる
- 配布元では完了だが、ブラウザまたはFolta管理画面で確認できない
- 401、409、429または原因不明の再試行が発生する
- 拡張機能を利用者が無効化・削除できる
- テストポリシーが期待どおり動作しない、またはログが届かない