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SKYSEA Client ViewからFoltaをWindows端末へ配布し、導入結果を確認する手順です。 最新のセットアップキットはストア配信に対応しているため、AD未参加・MDM未登録の端末でもChrome・EdgeへFoltaを導入できます。端末登録・検知・ブロックは社内検証済みですが、SKYSEAを使った配布は未検証です。SKYSEA側の配布条件は、引き続き以下の手順で確認してください。

配布前に確認すること

まず、契約中のSKYSEAで setup-mdm.ps1 またはBATファイルを配布・実行できるか、契約者向けオンラインマニュアルかSKYSEAサポートで確認してください。 Ver.21の公開制限事項では、配布・インストール対象がSKYSEAから「ソフトウェア情報」が提供されるアプリケーションに限られています。公開資料だけでは、Foltaのスクリプトを配布対象にできるか判断できません。 スクリプトを配布でき、LocalSystem相当の権限と64bit PowerShellで実行できることを確認したら、以下の手順をテスト端末1台で試します。確認が取れるまでは、配布・実行を保留してください。

配布の流れ

上記の配布条件を満たす場合は、この流れで導入します。

この手順の対象

SKYSEAはオンプレミス版・クラウド版・エディションによって配布機能が異なります。
  • オンプレミス版:自社契約のソフトウェア配布・自動実行機能と接続形態を確認する
  • クラウド S1H / S3H:無人配布の候補
  • クラウド M1:ソフトウェア配布には対応するが、現行機能一覧ではスケジュール設定と自動実行設定に非対応のため、本手順の標準対象外
画面に「システム権限で実行」「サイレントで実行」または同等の設定がない場合は、そのまま全社展開せず、契約中のマニュアルまたはSKYSEAサポートへ確認してください。 オンプレミス版でインターネットの向こう側の端末を管理する構成では、公開制限事項上、管理コンソールからの「実行」およびソフトウェア配布の配布・実行状況出力を利用できず、設定も即時反映されません。この構成は別手順としてください。VBScriptを無効化した端末ではソフトウェア配布を利用できない制限もあります。

事前準備

  • Folta管理者権限
  • SKYSEA管理者権限
  • Windows 10 / 11のテスト端末 1台
  • Google ChromeまたはMicrosoft Edge
  • SKYSEAサポートまたは契約者向けマニュアルで、任意PS1/BATを配布対象にできると確認済みの契約・エディション
  • 対象端末からFolta APIと拡張機能更新先へ、システム権限でHTTPS接続できること
  • Folta管理画面の[セットアップ]から取得した最新のWindows用セットアップキット
登録トークンの有効期限は発行から90日です。期限内に未登録端末が残る場合は、新しいセットアップキットを取得してください。

1. 先に契約者向け仕様を確認する

SKYSEAサポートまたは契約者向けオンラインマニュアルで、次を確認し、回答を社内記録へ残します。
  • Foltaの setup-mdm.ps1 または任意BATを「ソフトウェア情報」の対象として登録できるか
  • 任意PS1/BATを配布後に自動実行できるか
  • 実行アカウントはWindows LocalSystemか
  • 64bit PowerShellを起動できるか
  • BATとPS1を同じフォルダへ配置できるか
  • 配布完了と実行成功を区別し、終了コードを保持できるか
  • 標準出力・標準エラー、再試行条件、端末側ログの確認方法
任意PS1/BATの登録が許可されていない場合は、ここで中止します。

2. PS1の直接実行可否を確認する

自社のSKYSEA管理画面で、次の項目を確認します。
  • .ps1 ファイルを配布対象へ登録できる
  • 配布後に自動実行できる
  • 「システム権限」または同等の端末側管理権限を選べる
  • サイレント実行を選べる
  • 配布・実行結果を端末ごとに確認できる
すべて確認できる場合は、後述の「パターンA」を使います。PS1を実行対象にできず、任意BATの配布が明示的に許可されている場合だけ「パターンB」を使います。BATの配布可否も確認できない場合は中止します。

3. セットアップキットを準備する

Folta管理画面の左サイドメニューで、[端末]から[セットアップ]を開きます。
Folta管理画面の左サイドメニューで、端末配下のセットアップが選択されています。

左サイドメニューの[端末]にある[セットアップ]を選択します。

「Windows」を選ぶと、Windows用セットアップキットのダウンロードボタンが表示されます。
Folta管理画面のセットアップ画面で、Windowsタブと[Windows用をダウンロード]ボタンが表示されています。

Windowsを選択し、Windows用セットアップキットをダウンロードします。

ダウンロードには編集権限が必要です。ブラウザの配布設定が完了していない場合は、ダウンロードボタンが無効になります。
  1. [Windows用をダウンロード]を押します。
  2. ZIPを管理者PCで展開します。
  3. setup-mdm.ps1 があることを確認します。
ストア配信への移行前に取得したキットは使わず、管理画面からダウンロードし直してください。古いキットは以前の配信元を参照するため、同じスクリプトを再実行しても解消しません。

パターンA:PS1を直接実行できる

setup-mdm.ps1 だけをSKYSEAの配布対象へ登録します。 setup.ps1 は手動導入用のため使用しません。extension フォルダの配布も不要です。

パターンB:BATからPowerShellを起動する

setup-mdm.ps1 と同じフォルダに install-folta-skysea.bat を作成し、次の内容を保存します。
このBATには3つの役割があります。
  • PowerShellを明示的に起動する
  • 32bitの配布エージェントからも64bit PowerShellを選ぶ
  • %~dp0 でSKYSEAの作業フォルダに依存せず、BATと同じ場所のPS1を指定する
install-folta-skysea.bat と setup-mdm.ps1 を、同じフォルダへ展開される1つの配布物として登録します。同一フォルダへの展開を保証できない場合は、この方式を使用する前に1台で確認してください。 以下のパターンA / Bは、SKYSEAサポートが任意PS1/BATの配布を許可し、契約者向け画面で必要な設定を確認できた場合のみ使用します。

4. SKYSEAへ登録する

製品・版により項目名は異なります。次の意味になる設定を選びます。 「システム権限」がWindowsのLocalSystemと同じかは、最初の1台で確認します。単なる管理者ユーザー実行とLocalSystemは同じではありません。

5. スケジュールと対象を設定する

  1. 最初はテスト端末1台だけを対象にします。
  2. 利用者への影響が少ない時間を指定します。
  3. 配布後に自動実行する設定を有効にします。
  4. 配布・実行状況を確認できる画面を開いておきます。
クラウドM1は現行機能一覧でスケジュール設定と自動実行設定に非対応です。M1向けにこの手順を置き換えず、別フローとして契約者向け仕様を確認します。

6. 端末上で事前テストする

SKYSEAへ登録する前に、管理者として開いたコマンドプロンプトからBATが動くか確認できます。
終了コード 0 は、管理者ユーザーでBATを実行した結果です。BATの構文と終了コード引き継ぎは確認できますが、SKYSEAのシステム権限実行は再現しません。権限、プロキシ、作業フォルダの最終確認はSKYSEAから1台へ配布して行います。この操作は実際にFoltaへ端末を登録するため、未登録のテスト端末だけで使用してください。

7. 正常導入を確認する

SKYSEAの「配布完了」だけではFoltaの導入成功とは判断しません。

① SKYSEA

  • 対象端末へファイルが配布された
  • 自動実行が行われた
  • 配布と実行が成功として表示される
  • 取得できる場合、終了コードが 0
  • 取得できる場合、標準出力・標準エラーに失敗がない
SKYSEAが終了コードや標準出力を保持しない場合は、次のブラウザとFolta管理画面の確認を必須にします。

② Windows・ブラウザ

ChromeまたはEdgeを完全終了して再起動します。
  • chrome://policy または edge://policy でポリシーを再読み込みする
  • ExtensionInstallForcelist にFoltaが含まれる
  • chrome://extensions または edge://extensions でFoltaがポリシー管理されている
  • 利用者が拡張機能を削除できない
管理者コマンドプロンプトから確認する場合:

③ Folta管理画面

  • 端末一覧に対象端末が表示される
  • ホスト名と想定ユーザーを確認できる
  • テスト用ポリシーで検知・警告・ブロックが動作する
  • 管理画面へログが届く

バージョンアップ時の確認

Foltaをバージョンアップした場合

SKYSEAで setup-mdm.ps1 を配布した端末では、Folta拡張機能はChrome / Edgeから自動更新されます。自動更新には、ブラウザポリシーと拡張機能更新先への通信が維持されている必要があります。通常のFolta拡張機能の更新では、セットアップスクリプトの再実行やFoltaの再インストールは必要ありません。更新はブラウザの更新確認のタイミングで反映されます。 Folta管理画面とサーバー側の更新はFoltaが行います。お客様側の作業が必要な更新は、Foltaから別途案内します。

SKYSEA、Windows、ブラウザをバージョンアップした場合

SKYSEA Client View、Windows、Chrome / Edgeを更新した場合も、通常はFoltaの再インストールは不要です。ただし、次の場合は代表端末1台で動作を確認してください。
  • SKYSEA Client Viewのメジャーバージョンまたはエディションを変更した
  • WindowsまたはChrome / Edgeをメジャーバージョンアップした
  • SKYSEAの配布設定、ブラウザポリシー、ネットワーク制限を変更した
代表端末では、ブラウザポリシー、拡張機能の状態、Folta管理画面への検知ログを確認します。 SKYSEA Client Viewのバージョンまたはエディションを変更したあとに新しい端末へ配布する場合は、「1. 先に契約者向け仕様を確認する」に戻ります。任意PS1/BAT、LocalSystem相当、64bit PowerShellの条件を再確認し、1台で検証してから展開してください。

実機確認項目

最初の1台で、結果と画面を社内記録へ残します。
  • 製品名、オンプレミス/クラウド、バージョン、エディション
  • 契約者向け資料またはサポートで、任意PS1/BATの配布が許可されている
  • Foltaを「ソフトウェア情報」の対象として登録できる
  • オンプレミスの場合、インターネット越し管理の制限対象でない
  • PS1を直接登録・実行できるか
  • 「システム権限」の実体がLocalSystemか
  • 64bit PowerShellで動くか
  • BATとPS1が同じフォルダへ展開されるか
  • 終了コード1を失敗として記録するか
  • 標準出力・標準エラーを確認できるか
  • 失敗時の自動再試行条件と回数
  • 配布完了と実行成功を区別できるか
これらを確認できたエディションとバージョンだけを「検証済み」として扱います。

パイロットの停止・復旧

任意PS1/BATの配布可否を確認できない場合は、パイロット自体を開始しません。開始後は、配布と実行を区別できない、LocalSystemを確認できない、またはブラウザ/Foltaの確認に1台でも失敗した時点で、次の配布予約と自動実行を停止します。 SKYSEA上の配布対象解除は、既に書き込まれたChrome / Edgeのレジストリポリシー、拡張機能、Folta端末登録を元に戻す操作ではありません。現行キットには公式アンインストーラーがないため、対象端末を記録し、必要な登録だけをFolta管理画面でrevokeし、OS上の撤去方法は別途検証してください。

トラブルシューティング

配布は完了したが実行されない

  • 配布後の自動実行が有効か確認する
  • 実行対象がPS1またはBATになっているか確認する
  • クラウドM1など、利用中エディションの機能制限を確認する

BATだけ失敗する

  • BATとPS1が同じフォルダにあるか確認する
  • %~dp0setup-mdm.ps1 を変更していないか確認する
  • 端末上でBATを直接実行し、終了コードを確認する

401で失敗する

登録トークンの期限切れです。Folta管理画面から新しいセットアップキットを取得します。

409で失敗する

同じ端末がFoltaへ登録済みです。409を成功扱いせず、Folta管理画面で端末を確認し、必要な場合だけrevokeしてから再配布します。

SKYSEAは成功だが拡張機能が出ない

  • Chrome / Edgeを完全終了して再起動する
  • chrome://policy または edge://policy を確認する
  • LocalSystemと64bit PowerShellで実行されたか確認する
  • システム権限からFolta APIと拡張機能更新先へ通信できるか確認する

やってはいけないこと

  • エディションを確認せず、すべてのSKYSEAで同じ画面・機能だと判断する
  • Ver.21の公開制限を確認せず、任意PS1/BATを登録できると判断する
  • setup.ps1 を配布する
  • PowerShellコマンドをBATへそのまま並べる
  • 「管理者権限」と「LocalSystem」を同じだと思い込む
  • 無条件の自動再試行を有効にする
  • SKYSEAの「配布完了」だけで全社展開へ進む
  • 登録トークンやManaged Storageの認証情報を共有する

全社展開前チェック

  • SKYSEAの製品・バージョン・エディションを記録した
  • 契約者向け資料またはサポートで、Foltaの任意PS1/BAT配布可否を確認した
  • パターンA / Bのどちらを使うか決めた
  • 実機確認項目を1台で確認した
  • SKYSEAの配布・実行結果を保存した
  • Chrome / Edgeのポリシーを確認した
  • Folta管理画面で端末登録とログを確認した
  • 段階展開の対象と実施時間を決めた

公式情報